口臭発生源の舌苔はスメハラの温床!どうすればきれいになる?
他人の舌を見たことがあると思います。
その中には時々、舌が真っ白になっていることがありませんか?
これはまるで舌に苔(こけ)が生えたようで舌苔(ぜったい)と呼ばれているものですが、
口臭の原因の1つにもなっているほど。
では舌苔というのはどのようなものなのでしょうか。
舌苔って何?
口の中の粘膜は正常時ではつるつるしていて、その舌の表面は乳頭というぶつぶつが存在しています。
比較的体調も良く、お口のケアがしっかり成されている時はそのぶつぶつがはっきりと見えます。
ところが口の中が不潔な状態になれば、まるで灰色の絵の具を塗ったようなものが表面に表れます。
これが舌苔と呼ばれるもので、細菌や白血球、剥離した細胞が沈着したことによるものです。
この舌苔の表面上でタンパク質が分解されることで、あの不快な口臭が発生してしまいます。
舌苔の発生と予防
舌苔の発生しやすい条件としては、特に脱水症状になりやすい。
例えば、病気で数日前寝込んだ時に喉がカラカラになったことがあるでしょう。
その場合、脱水状態となり喉が乾いてきます。
実はこの時にあの舌苔が発生している事が多く、同時に口臭もきつくなってしまいます。
また、二日酔いでも喉が乾きやすく、舌苔がつきやすいです。
アルコールによるアセトアルデヒドの作用で、体は脱水症状になりますから、同じ様に舌苔が発生し口臭もつきまとうことになります。
こうした舌苔は予防する事が可能で、その方法とは歯ブラシや舌ブラシなどで軽くこすりながら取り除いていくようにします。
ただし、舌苔を気にしすぎてこすりすぎるのは禁物。
その場合、舌の表面が荒れてしまったり、傷つきやすくなりかえって舌苔がつきやすくなってしまいますから逆効果となってしうのです。
舌苔の対策を意識付けるコツとしては起床時がいいでしょう。
というのも、舌苔が付きやすいため、歯みがき時に舌を軽くこする動作を繰り返せば、舌苔の掃除も身に付いていきます。
白い舌を見せつけてスメハラな気分を抱かれないよう、毎日舌を掃除する習慣を忘れないようにしておきたい。
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