口臭は空腹時にきつい臭いを溜め込むぞ!ケアの方法はあるのか?
空腹ということは、胃の中に食べ物が何も入ってない状態です。
なのに何故か空腹時には口臭がキツく臭い出します。
普通は食べ物や食べかすで臭うものですが、空腹でも臭うというから不思議なものです。
どうして臭うのでしょうか。
空腹時に口臭が臭うのはどうしてか
空腹時に口臭が臭い出すなんて、考えにくいものです。
ところが、空腹時ほど口臭がキツくなります。
それは、膵(すい)臓のはたらきによるところが大きい。
膵臓というのは胃の裏側にある器官で、膵臓から膵液が送られ、胃で食べ物が消化された胃液と中和する役割を担っているものです。
ところが、空腹になるとその膵液そのものが分解され、ガスが発生してしまいます。
空腹時に臭うのは、この膵液によるものだったのです。
ダイエット中や拒食症、嘔吐症の人がいますが、近寄るとものすごい口臭がします。
その臭いはなんと中年男性の放つ口臭よりキツイです。
消化するものが無くなるので、体内の脂肪をエネルギー源にして体外に排出され体臭もキツくなってしまいます。
さらに逆流した胃酸で歯が溶けていきますから、ますます口臭が酷くなっていきます。
空腹時口臭で特に目立つのは、思春期を迎えた女子高生に多いです。
この時期になると、ダイエット志向や拒食症に陥りやすく、同時に口臭で悩む相談も増えています。
また人間関係や進路といった精神的な事も密接に絡み、口臭心配性、いわゆる自臭症を抱えてしまうことにもなります。
空腹時口臭のケアについて
空腹時になると食べ物を摂ることがやはり一番です。
いくら口臭対策をしようとしても、空腹のままでは口臭は避けられません。
なのでどんなに少しでもいいので、何か食べ物をお腹に入れるようにしたほうがいいです。
お腹が減っているのに我慢をしたことが裏目に出て、とんでもない口臭を放ってしまっています。
そのために常日頃から食べるのを控えがちな人は、自分が口臭を放っている事にすら気づいていません。
空腹を無理に続けたことにより、周囲にスメハラをしていたなんて考えるだけでも嫌なものです。
空腹時にはしっかりとご飯を食べて、歯みがきをする。
この基本がやはり一番大事だということですから、お腹がグルグルと鳴れば食べ物を摂りましょう。
そのおすすめの食べ物としては、大根やトマトといった野菜や、そばのような胃に優しいものが良いです。
こうした食物は胃の熱を逃す作用があります。
胃からの口臭というのは、溜まったガスが胃の熱によって臭い口臭になります。
それを抑えてくれるわけですから、空腹時は積極的に摂るようにしましょう。
最後に、ダイエットや拒食症のように過度な空腹状態を作ることは、精神的によるところが大きいです。
口臭を治すには先ずは精神科の受診が一番の近道といえます。
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