少ない口臭に抑える食べ物は食物繊維がいいよ!その野菜とは何?
食物繊維の多い野菜を食べなさい。
これは身体のお通じが改善する事で知られていますし、積極的に食べている人も多いはずです。
ところが、口臭対策においても役立つ食べ物であることが知られています。
食物繊維の食べ物は色々あるわけですが、どのようなものが口臭を少なくするのでしょうか。
口臭を少なく抑える食物繊維とは?
食物繊維とは一言で言うと、消化が困難なセルロースを多く含んだ物質です。
※セルロースというのは炭水化物の一種で、植物細胞の細胞壁、植物繊維。
元々消化にあまりよくないわけですから、よく噛んで食べることを心掛けるようになり、で唾液の分泌量が増加して、口の中を綺麗にする働きがあるのです。
これから口臭を消すのに効果的な食べ物を挙げてみたいと思います。
キャベツ
キャベツは食物繊維を多く含んだ代表的な野菜です。
ビタミンCが豊富で、ガン予防やシワ・たるみ等の美容に効果アリ。
葉は硬いもので、それだけ多く噛まないと胃の中で消化されにくくなってしまいます。
なので、なるべく噛もうとしますし唾液の量を増やすことにつながります。
また、食事の最後にキャベツを頬張れば、繊維質が歯に着いた汚れや食べかすを取り除き易くなります。
普段から接する機会が多い野菜だけに、口臭対策をする上でもなるべく摂りたいものです。
レタス
レタスはキャベツ同様に食物繊維を多く含む食べ物です。
血をサラサラにしたり、便秘や二日酔い、そして口臭を防ぐのにも効果があります。
レタスには葉緑素(クロロフィル)が含まれていて、歯茎の腫れを和らげたり、葉を白くする働きがあります。
それにレタスはアルカリ性の性質を持っています。
口臭は口の中が酸性状態になり悪玉菌が活発になることで発生しますから、レタスでアルカリ性に保ち臭いを抑えます。
キャベツに比べて柔らかいですから、咀嚼力の弱い人にも優しい食べ物といえるでしょう。
ニンジン
緑黄色野菜であり、オレンジ色という特徴ある野菜です。
ニンジンにはファイトケミカルという物質が含まれています。
これは、解毒作用を作り出すだけでなく、口臭の元になる悪玉菌を殺す役目を持っています。
また、ニンジンの葉っぱには口臭を消してくれる隠れた機能があるのです。
捨ててしまわずに、和え物やスープにして有効活用したい。
セロリ
セロリは各種ビタミン、鉄分やマグネシウムを含んだ栄養価の高い野菜です。
セロリは苦いのが特徴ですが、その苦味が口臭を取ってくれます。
臭いというのは、ストレスが溜まることで身体中に熱を帯び、口の中までもが臭い出します。
そんなときにセロリの苦味で熱を除去し、口臭防止をしてくれるというわけです。
ゴボウ
ゴボウは食物繊維の王様みたいなものですね。
腸内環境を整えてくれて善玉菌を増やしてくれます。
腸内にガスが溜まることも、口臭の原因になりますから、便秘解消と合わせて一石二鳥な食べ物といえます。
コンニャク
コンニャクはこんにゃく芋が原料で、食物繊維がたっぷり含まれています。
美容や健康に良いとされ、腸を洗浄する、便秘や肌荒れを解消するといった効果があります。
また、腹持ちがよくダイエット時にもってこいの食材です。
そのためか、コンニャクを原料としたお菓子が沢山発売されています。
食物繊維のものでは、人気のある食べ物といえます。
パセリ
パセリといえば、メニューに添えつけられる事が多く、最後まで残ることの多い食べ物ですよね。
中には食べられる物と認識すらしてない人が殆どではないでしょうか。
ところがあれは飾りではなく、ちゃんとした意味があったりします。
それは、口臭予防として、また口の中をさっぱりするためにあるのです。
パセリを嗅ぐとツーンとした臭いがしますし、食後に口にすることで口臭が消えそうな気がしませんか?
確かにその通りで、パセリにはピネンという消臭作用に効く成分が含まれています。
しかもそれだけではありません。
栄養価も高くて、ビタミンB1,B2,カロチン,鉄分,カリウム,カルシウムが含まれていることから摂って損は無い食べ物なのです。
脇役的な食べ物だけにどうしても残しがちなものですが、口臭に効くとあっては残さずに食べたほうがいいです。
食物繊維を含む食べ物を食べることで、動脈硬化、糖尿病、肥満、直腸がんの防止に効果がありますし、成人病を予防するうえでも積極的に摂りたいものです。
ブログランキングに参加していますのでよかったら応援お願いします。