口臭はくしゃみをすると臭いが広範囲に飛ぶ?鼻水や膿栓にも影響が?
ハックショーン!
と思わずくしゃみをしてしまうことがあります。
し終えた後はすっきりするのですが、それだけではありません。
このくしゃみ、実は発する時にかなりの口臭がするというのです。
突然、誰かがいきなりくしゃみをすることもあるわけで、
そこに口臭が追加されるなんて最悪ですよね。
口臭とくしゃみの関係とはどのようなものでしょうか。
くしゃみ時に口臭がするのは?
くしゃみをする時というのは、風邪をひいたり鼻に異物が入った時に出てしまいます。
その吐き出される元になる場所というのは、胃や肺です。
よく、くしゃみをした瞬間に胃液、もしくは嘔吐物が出てきそうになったなんていうのもあるほどですから、胃に溜まっている空気が出ているということです。
胃というのは、口臭の元になる物質が溜まる場所でもありますから、くしゃみで口臭がするというのは当然です。
関連記事:口臭は空腹時にきつい臭いを溜め込むぞ!ケアの方法はあるのか?
それにくしゃみというのは、相当な勢いで吐き出されます。
その飛距離は一体いくらだと思いますか?
答えはおよそ5~8メートルだといわれいますから、1回のくしゃみで思った以上に口臭が遠くまで届いていることになります。
最近だと、流行性のウイルスなんかもありますし、口臭が混ざっているわけですから、なおさら浴びたくなくなるでしょう。
とはいっても、マスクをしていてもくしゃみというのは、隙間から飛沫が漏れてくるもの。
どうやっても浴びるわけですから、確実に口臭を防ぐにためにはフェイスシールドで防ぐしか手立てはありません。
くしゃみによる口臭は鼻水に要注意
くしゃみには鼻水まで飛び出すという厄介な特徴があります。
その鼻水というのは、細菌であったり花粉のような外的の異物が侵入してこないように、粘液状の形で出るものです。
作り出される場所は鼻の中の粘膜にある分泌腺で、そこからじゅるーっと出てくることになります。
鼻水で口臭が臭いのには原因は様々ありますが、特に挙げられるのが蓄膿症と口呼吸によるものです。
蓄膿症は名前の通り、鼻の副鼻腔と呼ばれる所に膿が溜まることで、それ自体から悪臭を放つようになります。
口臭と呼ぶには微妙ですが、放っておいても治ることはありませんし、潔く病院へ行ってください。
また口呼吸ですが、これは蓄膿とも関係することです。
鼻の中に鼻水が溜まることで鼻呼吸が出来なくなり、口で呼吸せざるを得なくなります。
そして口腔内は常に空気が出入りすることになり、乾燥していきます。
その結果、唾液の量は減り抑えていた悪玉菌が増えることになるので、口臭がキツくなります。
その他にも、温かいものを食べたりお酒を飲む時にもくしゃみが出やすいので注意が必要です。
こうしてくしゃみは、体内に溜まったガスを吐き出すだけでなく、鼻周りのトラブルも引き起こしますから、何らかの口臭は避けられないということになります。
くしゃみは嫌なことばかりではない
くしゃみはどうしても口臭がつきまとうわけですが、なにも悪い事ばかりではありません。
それは、膿栓(のうせん)、俗に言う”臭い玉”が取れる事があります。
臭い玉とは口の奥深く、扁桃部分に引っ付いている白い固形物で、これは下水やドブに近いような激臭を放つんです。
この成分というのは口内細菌が年月をかけて形作ったもの。
臭い玉が取れた際は、あなたの口内で細菌の塊をこんなにも培養していたと、ゲンナリしながら観察するといいでしょう。
さて、話を戻しますが、くしゃみの勢いで臭い玉が取れることがあります。
その瞬間ときたら、大概は嬉しいもので、耳垢がゴロッと取れたような感覚になります。
普通だと取るのに、臭いのを我慢しながら悪戦苦闘になりますから。
この臭い玉自体からも口臭として発せられますから、くしゃみで吹き飛べば原因の一つが消えることになるわけで、良い一面もあるわけです。
とはいえ、くしゃみの大半は口臭成分が混じっていますから、口の中のケアをする、空腹状態を避ける最低限の事はしておきましょう。
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