歯の並びが悪いと口臭に影響がある?矯正ではどうなのか?
普段の会話や笑った時に見えてしまう歯。
この瞬間に歯の並びが悪ければ、相手からは気になってしまうことがあります。
それにガタガタだと、見た目の悪さも相まって口臭がキツそうと思われても仕方無いでしょう。
では本当のところ、歯の並びが悪いと綺麗な歯並びの人より口臭は強くなってしまうのでしょうか。
また、歯を矯正しているなら臭いはどうなのでしょうか。
歯の並びが悪いと口臭がする?
歯並びが悪いと口の中はどうなっていくのでしょうか。
普通、食べ物を口の中で唾液を絡めながら砕いていくわけですが、歯と歯の間に吸い込まれるような動きをします。
よくある事としては、口の中で細かい状態となった食べ物が挟まってずっと気になってしまいます。
そのうち完全に取り除かないと気が済まなくなり、イライラ感に悩まされるのではないでしょうか。
その結果、異常が見られるようになるのが、歯と歯の間の歯肉で三角形の形をしている箇所です。
実はこの部分は、食べ物の流れや歯垢といったものにより、出血しやすかったりします。
特に歯並びに問題があれば、食べ物の流れが上手くいかずに、本来は流れ自体が歯肉へ程良くほぐすはずが、マイナス作用に働きます。
よくある症状として、食後に爪楊枝を使ったり、リンゴのような固い食べ物を食すと血が出やすくなるのは、こうした歯並びによる影響で起きやすいもの。
こうして歯並びの悪い状態が続けば、歯と歯の間に食べかすが詰まりやすくなってしまい、歯肉へのダメージが蓄積されていくことになります。
それに、食べ物の流動が悪いということは、それだけブラッシングの行き届かない場所だということでもあります。
やがては歯肉炎から歯槽膿漏へと進行していくので、口臭は歯並びの良い人よりも倍速で増大することになるのです。
口臭を減らすためには、時間をかけて入念にブラッシングしていくか、歯の噛み合わせをよくするために治療が必要になってくるでしょう。
矯正による口臭は?
次に矯正の場合はどうなのでしょうか。
歯並びが綺麗に保たれるし、口臭はそこまで気にすることが無いのではと思うはず。
ところが現実は全くそんなことはありません。
というのは、矯正するということは専用器具を歯に付けるということなので、それだけ食べかすが付着する箇所が増えることになります。
よく食べかすが引っかかって辛い、掃除するのが大変という苦労話が耐えないです。
そこで今では”ジェットウォッシャー”という、ノズルの先から高圧水を噴射させ、食べかすを落とす便利なものが発売されています。
実際に矯正時は食べかすが付きやすくて辛かったけど、臭いが以前より消えやすく試してみる価値アリです。
最後に、歯並びが悪いのとは少し違いますが、親知らずでも強い口臭を発生させることがあります。
それは親知らずの歯肉周辺が炎症を起こし、腫れたり膿が出ている時がそうです。
親知らずは歯並びが悪くなる原因になるので、違和感があるなら歯科医院で診てもらいましょう。
ブログランキングに参加していますのでよかったら応援お願いします。