口臭だからと歯を磨きすぎ!適切なブラシの圧力や歯みがき剤とは?
歯をみがくと口臭予防になります。
はい、その通りですね。
確かにそれは正しいのですが、限度があるというものです。
口臭をあまりに気にするあまり、磨きすぎると歯を傷めるだけですから。
そこで適切なみがき方や圧力があります。
また、歯みがき剤の成分はツブツブが入っていますが傷はつかないのでしょうか。
ヨコ・タテの歯のみがき方だけでは不十分
歯のみがき方で歯肉を傷つけてしまいます。
まずは横みがきは駄目です。
これは一番ラクにみがけるのですが、一度に4~5本の歯を横みがきすると、次第に力んでしまい歯肉を傷つけてしまいます。
そのため、歯ぐきの機能を減退させてしまうのです。
しかも、歯と歯の間を素通りしてしまうので、そのくぼみはみがき残しになってしまいますから、虫歯菌が増殖してしまいます。
縦みがきにも同じ事がいえます。
横みがきよりは汚れはとれますが、腕の動きが不自由な分、やはり歯ブラシを持つ手に勢いがついてしまい、歯肉を傷つける可能性が高いです。
そのうえ、歯の間のみがき方も十分ではありません。
この場合、確立されたみがき方でみがいていくようにしたいもの。
よく知られているのが、”スクラビング法”、”ローリング法”、”バス法”というものがあります。
関連記事:口臭に効果的な歯磨きのやり方はある?オススメするのがこの3つ!
こうしたみがき方を取り入れて、歯肉を傷つけないようにしましょう。
歯をみがくときの圧力
みがく方向だけでなく、歯にブラシを当てる圧力も大切です。
コツとしては力を入れてみがいてるかな?
と思い始めてから半分くらいの力に落とすことです。
どうしても歯に付いている汚れやばい菌は頑固にこびりつくものだということで、熱心に歯をみがきがち。
そんな固定観念もあり、力を入れることを習慣化してしまっている人が多いです。
でもこれは間違いで、ブラシの毛先の弾力を利用して軽く振動させたほうが効率よく汚れや歯垢を落とせます。
ブラシの毛先を触ったことがあると思いますが、指で少し押さえて移動させると反り返って戻ってきます。
なのでブラシの弾力を利用すれば、僅かな力でみがけばいいことが分かります。
歯をみがくといつも力を込めてみがきがちかなと思い当たるフシがあるなら、その半分の力にするよう癖を付けていってください。
歯みがき剤について
歯みがきは力を抜くというのが大事でした。
では歯みがき剤についてはどうなのでしょうか。
その歯みがき剤には、研磨剤が含まれいます。
その硬度は2~3、粒子の大きさが1~20ミクロンで形が尖っていないことが決まっています。
これに対して歯の表面は、硬度6~7のエナメル質で覆われていて、歯みがき剤を使うことで歯がすり減ったり傷つくことはありません。
ただし根本の部分は、硬度4~5のセメント質で覆われているため、不必要にみがきすぎると摩耗する危険性があるので注意してください。
最後に歯槽膿漏の状態についてです。
歯の根元部分が露出しやすい歯槽膿漏は、研磨力が低い歯みがき剤を使う必要があります。
研磨剤を含まない、歯槽膿漏用と書かれた歯みがき剤を選ぶようにしましょう。
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