口臭は歯肉の炎症から発生!放置するとこんな症状が起きるよ!
綺麗な歯というのは歯だけでなく、歯肉も引き締まってこそ言えるのではないでしょうか。
にもかかわらず、実はこの歯肉というのは意外と見落としがち。
せいぜいタバコのヤニが黒くこびり着いた時ぐらいのものでしょう。
でも見た目だけではなく、口臭が発生しやすい事でも知られています。
これでは綺麗な歯が一瞬のうちにして台無しです・・。
では何故、歯肉から口臭が発生してしまうのでしょうか。
また、歯肉が悪化していけばどんな症状が起きるのでしょうか。
歯肉から口臭がする!?
口臭は歯や舌の汚れが主な原因ですが、歯肉の部分も該当します。
とはいえ、歯肉そのものではなく歯と接している部分に汚れが溜まることで炎症が起こり臭うのです。
ただし誰しもが必ず成るというわけではなく、個人差があり自分の体の抵抗力次第です。
体の調子が良ければ、歯肉からの口臭はしませんし、逆に悪ければ口臭は予想以上に臭ったりします。
そこで歯肉の炎症を改善していけば口臭が抑えられるわけですが、一体どうすればいいのでしょうか。
それには歯肉をマッサージするとよいでしょう。
歯肉を引き締めるために塩を手につけて歯肉部分を優しく押さえていくようにします。
ただ、このような方法は一過性による歯肉炎症の軽減に過ぎません。
ですから自分の体の抵抗力が弱っていると、マッサージの効き目は弱くなるので注意してください。
ブラッシングも同様のことがいえます。
汚れ部分からくる過敏な感覚を減らしていくために、歯肉を傷つけないようみがき続ける必要があります。
つまり、一般的な口臭対策のために歯をみがくという行為は、口臭が100%しなくなるまで終わらない作業だと思っておいたほうがいいです。
ゲンナリするとは思いますが、そこは気の持ち方次第です。
こうして歯肉に対するこまめなケアが欠かせないわけですが、逆に放置することでどうなってしまうのでしょうか。
歯肉悪化を放置するとどうなる?
最初の方にあったように、歯肉というのは見落とされがち。
違和感に気付いた時は、症状が悪化してしまった状態です。
ここで歯肉はどのように悪化しているのでしょうか。
腫れ
歯肉の異常で多いのがこの腫れ。
主なものとしては歯垢が悪さをする刺激で腫れることが多いです。
また、親知らずの生え方次第で歯肉に影響し、腫れることがあります。
時間が経つと炎症が起きてしまいます。
歯石
歯石が溜まることで歯肉が腫れることがあります。
もし歯肉が腫れていたとしても、歯石が原因だとは気づきにくいでしょう。
それは、目に付きにくい場所にこびり着いてる事があるためです。
歯石を自力で取ることは出来ないので、腫れてるな?と思ったら歯科医院で一度診てもらった方がいいです。
歯周病
もはや口臭を生み出す一番の元といってもいい歯周病。
放っておいたら歯が抜け落ちてしまうわけですが、その過程で歯肉が腫れます。
また、腫れると同時にズキズキと歯肉が痛むことがあります。
応急処置としては、レモン水を歯肉にこすり付けるのが効果的。
殺菌作用があり、歯肉炎の症状を和らげてくれるんです。
歯石と同じく歯周病も自力では治せないので、早めの治療が必要です。
膿
膿が溜まることもあります。
突起物のようなものが歯肉部分にポコっと表れ、中に膿が溜まっているということ。
決して自分で取ろうとせず、歯科医院で切除してもらうようにしましょう。
出血
これは歯をみがいた際によくあることではないでしょうか。
歯をみがいて口から吐き出した途端、血が混じっていると不安になるものです。
この時は必要以上にみがき過ぎて歯肉を傷つけてしまった事が考えられますが、歯周病が進行しているサインでもあります。
あまりにも出血回数が多いと歯周病の疑いがあるので、診てもらってください。
見落としがちな歯肉ですが、口臭と併せて色んな症状を知らせてくれる大切な部分です。
歯のケアを怠らないようにしましょう。
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