タバコは口臭だけでなく歯もヤバい病気を引き起こすのを忘れないで!
今やスメハラの原因にもなっているタバコ。
口臭だけでなく、受動喫煙による健康被害、髪や衣服に付着したりと、迷惑極まりない存在となっています。
それに喫煙者自身もまた、歯周病や舌苔等の病気を生み出している現実があるのです。
タバコによる口臭
今ではすっかり屋内喫煙が禁止されましたが、それでも完全に無くなることはありません。
屋内が駄目なら屋外で吸う事が多くなるだけで、結局は誰かが不快な思いをし続けるわけですから。
日本化薬の調査によると、男性201人、女性202人に対し、『気になる他人の臭い』というアンケートで、男性の33.9%、女性の59.1%がタバコの臭いが気にると回答しました。
この時の調査では、口臭が圧倒的に1位を占めていたわけですが、それでもタバコが口臭の一因になっている以上は見過ごせない問題です。
喫煙者の口臭は特に酷いものがあります。
コーヒーと併用するせいか、ウンコのようなブレンド臭がする意見が数多く寄せられています。
それに喫煙は唾液の分泌量が減ることになるため、タバコ臭だけでなく口臭もキツいものとなってしまうのです。
また臭いだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。
タバコを長年吸うことで、ヤニが歯のエナメル質に染み込んでいきます。
やがては歯が黄ばみ歯茎が黒くなり、不健康な印象を与えてしまうことになるのです。
臭いと合わせて実に最悪の結果ですね。
こうしたタバコによる弊害は、口臭の発生や見た目の悪化と碌な事がありません。
でも、これだけだと思ったら大間違い。
実は口の内部には気づかぬうちに病巣が広がっているのです。
歯の病気にも気をつけろ!
タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素をはじめ、約200種類もの有害物質が含まれています。
その煙が体内に吸い込まれることで、肺や口内の粘膜から吸収され毛細血管を収縮してしまいます。
こうして血流が悪くなることで歯にも影響を及ぼし始めます。
これは血液中の免疫力が弱まりますから、歯周病菌が活発になってしまうのです。
また、血流の流れが鈍くなることにより血管収縮で歯肉が縮んだようになるので、これが歯周病とは分かりづらくなってしまいます。
歯肉が引き締まると歯肉炎とは判別がつかず出血も少ないために、気づいた時にはかなり進行している事が多いです。
後になり慌てて治療したところで、既に血流量が乏しい状態に進行していて、組織の回復が遅れることになってしまいます。
喫煙は口臭だけでなく、歯周病をもたらしますから、避けて通れない問題です。
歯周病を放置することで、歯が次々と抜けてしまい、美味しいものすら食べられなくなりますし、これでは人生の一大損失となってしまいます。
あなたの歯を大切に想うなら、これを機にタバコを辞める決断をしてみては如何でしょうか。
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