口臭は心の病気になりやすい!思い込みや気持ちの問題も注意して!
自分の口臭を気にすることにより、心の病気にまで発展してしまうことがあります。
でも、他人にはまったくあなたの口臭を気にしていない軽微な臭いですら、もの凄い臭いが出ているのではないかという、意識にさいなまれることもあるほど。
そうした心の病気が引き起こす口臭は、自己臭症と称されることがあります。
自分の臭いに対してあまりにも思い詰めるがあまり起きてしまう、心の病です。
その自己臭症に陥りやすいタイプとしては、神経症と心身症とに分けられます。
口臭神経症
口臭神経症になりやすいタイプとして、神経質で几帳面かつ完全主義者ともいえます。
その根底には自己愛が強く、自己中心的で勝ち気な性格が特徴で、物へのこだわりも強いようです。
その反面、情緒的に不安定となり人間関係に不満や葛藤を抱きやすく、何かと問題が起きるとその理由を自分以外の対象にはけ口を求めてしまいます。
例えば、職場で人間関係がうまくいかない時は、自分の言動を省みずに自分の口臭のせいでこうなったという理由をこじつけ、対象となる悪者を作り出し現実逃避してしまいます。
口臭心身症
こちらはおとなしく内気で引っ込み思案のタイプに多いです。
素直で人の話をよく聞いたりもしますが、自分の意志を明確にするのが大の苦手です。
神経症な性格の人とは対象的に、なにか問題が起きると嫌な対応される、この悪い関係になったしまったのは私のせいだと自分を責めてしまいます。
ついには自分の口臭が人に迷惑をかけることを想像し、極端に恐れるがあまり人前に出ることすらためらうようになってしまいます。
いづれにしても何らかのきっかけで、自分の口臭に過度に拘るようになったわけで、その原因が何なのかを冷静に見つめ直し理解する必要が出てきます。
「お前は口が臭いからだ」という、からかい半分で言われた一言ですら深く深く傷つくことがあります。
また、相手の行動として汗を拭くために鼻にハンカチを当てた素振りを見ると、即「私の口臭のせいで迷惑をかけている」という条件反射的な思考が出来上がってしまい、いつまでも悩むことになってしまうのです。
さいごに
誰であろうとも、やるせない気持ちになってしまう口臭に対しては、深刻に思いがちなのですが、
人間は何らかの口臭があるのは当然のことなのです。
第三者があなたの口臭を不快と感じるかどうかは程度の問題です。
口や鼻に病気があり確実に臭気を放っている場合を除くと、個人の持つ生理的な臭いでは迷惑をかけるほどではありません。
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