口臭が消える食べ物や飲み物ってある?どれほど効果があるのか?
口臭を消すのはなにも歯みがきや洗口液だけではありません。
わたしたちが普段食べている食品にも口臭を防いでくれる機能があるのです。
ではどんな食品が口臭予防に効くのでしょうか。
酸味のある食品で口臭を防ぐ
唾液の分泌量が少なくなると口臭が発生しやすくなります。
そこで唾液の量を出すようにする必要があるのですが、古典的方法として梅干しを思い浮かべるのが真っ先に思いつくのではないでしょうか。
実はこの梅干しというのは酸味のある食品で、唾液の分泌をうながし口の中の自浄作用を高めてくれるのです。
こうした柑橘類等の酸味が強い食品に含まれてる有機酸は、悪臭の元になるたんぱく質の分解や、食べカスが腐敗し醗酵するのを防ぐ役目を果たし口臭防止に役立ちます。
食物繊維を含む食品は口臭防止になる
セルロースなどの食物繊維を多く含む食品を食べると、大腸がん・動脈硬化・心臓病・糖尿病などの予防や治療に効果があることが知られています。
成人病を予防するうえで食物繊維を沢山摂りたいものです。
こうして緑黄色野菜はじめ、大根・タケノコ・ゴボウ・コンニャク等の食物繊維の多い食品をよく噛んで食べることで、唾液の分泌量が増加し口の中を洗浄する働きがあります。
例えば昭和の時代に見られたように、食事の終わりにタクアンをよく噛んで食べたり、お茶の時間に漬け物を添えてお喋りすることは、口臭予防の面からもよい習慣だったといえます。
ニンニクを食した後で牛乳を飲むと口臭が消える!?
香辛料として知られるニンニク。
基本調味料の代わりに、ニンニクを少量入れるだけでも非常に料理の味が引き立つものです。
ただ、このニンニクの最大の弱点は、あの伝説の吸血鬼・ドラキュラさえ嫌うほどの強烈な臭いを放ちます。
そんなキツイ臭いのニンニクですが、牛乳を飲むことで胃酸によって少し固形化してヨーグルトのような状態になりまう。
ニンニクを食べたあとで牛乳を飲めば、牛乳が食べ物を包み込んだ状態のまま消化がおこなわれ、においが口へ吐き出されるのを防いでくれるわけです。
コーヒータイムは口臭予防にとてもよい習慣
午前10時、または午後3時にお茶を飲んで一服する習慣が世界各国にあります。
日本ではおやつの時間と呼ばれていたりしますが、この習慣は仕事の途中で気分をリフレッシュさせるのに大変有効です。
しかも、口臭を予防するうえでも大変重要なひとときです。
食後2~3時間ほど経ったころから、次の食事をするまでの時間は、生理的口臭が次第に強くなり、人によってはかなり口臭がするようになります。
この時間の口臭は一般的に、ハンガーブレスと呼ばれていたりします。
コーヒーのブレイクタイムに、お茶やコーヒーで口腔内をきれいサッパリにし、お菓子をつまむことで更に唾液の分泌を促せば、空腹時口臭を抑える事が可能です。
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