口臭は女性による3つの特徴があり男性より臭い事実が判明!
女性と男性の口臭はどちらが臭いのでしょうか?
もしそんな問いかけをされたのなら、8割方男性と答えるのではないでしょうか。
男性本来の持つ臭いのイメージからして、今でもそう思っている人も多いはずです。
ところが、実際は男性よりも女性の方が口臭がキツいと言われているのです。
女性の方が男性より口臭が臭い理由とは?
女性の口臭は男性より酷い。
こんな信じられないような結果が実態調査によって明らかとなっています。
口臭レベルの測定値を見てみると、「周囲の人が気になる臭いの基準値」とされる50を超えたのは、全体の13.1%という結果に。男女で比較すると、同項目の女性の割合は男性の2倍以上となった。
全年代で最も割合が多かったのは測定値が30~50未満の人で、特に若年層の女性では46.2%に上る。測定値30は周囲の人が気になる値ではないが、「臭いを発し始める要注意層」だという。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Cobs_1917275/
こうしたことから分かるように、女性の口臭は男性よりも臭いのが明らかとなったわけです。
その主な原因は女性特有によるところが大きく、次の3つが分かっています。
数値に裏打ちされた事実なので、女性であるあなたは是非気をつけておきたいところです。
1.女性ホルモン
まず1つ目は女性ホルモンによるもので、歯周病と密接な関わりがあります。
その歯周病は口臭の原因となるもので、複数の種類が存在しています。
その中には女性ホルモンを好む菌が存在する事が分かっていて、増殖すると炎症を引き起こします。
女性なら生理前に歯が浮いた感じがしたり、歯がジンジンした覚えはないでしょうか?
これはホルモンバランスが崩れることにより、女性ホルモンの分泌が増えたことによるものです。
このことは妊娠時において歯肉炎に罹りやすくなるのも同じ事が当てはまります。
こうして女性ホルモンの分泌量が増えていけば、歯肉が腫れたり痛みや出血するようになり、これが歯肉炎を引き起こすのです。
また、妊娠するとつわりが酷くなると同時に、歯みがきも困難となり口の中の手入れがおろそかになります。
こうして歯周病が進んでいき、妊娠や出産時はもちろんのこと、10代~6、70代に渡り女性ホルモンの影響を受けやすい女性だからこそ、歯周病になりやすく口臭がキツくなってしまうのです。
2.便秘
便秘は口臭の原因になると言われています。
便秘が続くと、腸内には排泄物が溜まっていくわけですが、腸の毛細血管を通じて有害物質が溶け出します。
その血液によって運ばれる有害物質は肺に運ばれ、口臭の元となって口から吐き出されるわけです。
しばしば口臭はうんこの臭いに例えられることがあり、便秘によるところが大きい。
女性に起きやすいた症状のため、男性よりも口臭がキツいのは当然といえます。
こうした便秘による口臭は少しでも減らす必要があります。
それは口の中を清潔な状態にするため、正しいブラッシングで歯みがきをして歯垢を増やさないようにします。
そして、食生活にはじまり生活習慣を正して、腸に良い影響を与えるように努めることです。
3.更年期障害
最後に更年期障害も女性に起こりがちで、口臭と密接に関係しています。
特に更年期になると口の中が乾燥し、ドライマウスと呼ばれる症状が出やすくなります。
これは唾液の量が大きく減ってしまうことで、細菌の活動が活発化し始め口臭がしだすのです。
こうしたドライマウスが起きる原因は、ストレスによるものや加齢による顔の筋力低下、内蔵疾患の病気、血圧降下といったものが挙げられます。
その他にも1.にあった女性ホルモンは、骨の量や骨粗しょう症になる要因として知られています。
女性は男性より骨の量が少ないので、女性ホルモンが減少すれば骨だけでなく歯にも悪影響を与えてしまいます。
こうした女性の更年期障害はホルモンバランスを崩し、骨を始めとして歯まで脆くなり、歯周病によって口臭が一層キツくなるのです。
男性よりも口臭になりやすい3つの特徴があるだけに、セルフケアをしっかり心がけましましょう。
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