口臭はダイエットでケトン臭が発生する!食べ物で改善しよう!
ダイエットで痩せてスリムになりたい、気になる相手を見返したい。
目的は様々ですが、いつの時代もこうした願望があるものです。
実際に余分な脂肪が削ぎ落とされ、見た目も健康的になるわけすから関心が高いのは当然です。
でも、こうした外見ばかりに気が取られている一方で、口臭が悪化していくのをご存知でしょうか。
ダイエットすると口臭になる?
ダイエットの成功は食事を摂らない事が近道だ。
確かにこれはもっともな意見ですが、摂らずにいると口臭がキツくなる事実があります。
うん、それは知ってる。
だから最低限の食事をした後はしっかり歯みがきをしてるから、それ以降は何も食べてないし口臭なんてしないよ。
と思っているのかもしれません。
ところが歯みがきをしたところで、2~3時間もすれば空腹時における口臭が発生してきます。
時間が経てば経つほど、揮発性硫黄化合物の割合が増えてきますから、
空腹を我慢したところで口臭は悪夢のようなキツさとなってしまうのです。
これはダイエット臭と呼ばれるもので、過度の食事制限や運動不足により、体臭や口臭がきつくなってしまいます。
特徴としては、口臭・体臭ともに甘酸っぱいような臭いがしてくるのです。
ダイエットで口臭になる理由
何も食べないわけですから、お口の中は唾液が分泌されず、カラカラ状態に近いドライマウスになってしまいます。
唾液が極端に少なくなるということは、口臭のはじまりを意味します。
しかもその口臭は甘くて酸っぱい性質を帯びてくるようになります。
どうしてそうなるのかといえば、”ケトン”という物質が体内で蓄積されるからです。
このケトンというのは、炭水化物の分解で生成された脂肪酸が燃焼されず、残ることにより発生するもの。
普通にダイエットをするならば、炭水化物の摂取を極力控えるようになるでしょう。
その炭水化物というのは、太るイメージを持たれているので避けて当然です。
本来の生活では、炭水化物を普通に摂取することで、その糖分が代謝により臭いを燃焼し消してくれます。
ところがダイエットに長年取り組んでいると、糖分不足から体内脂肪を燃焼するようになり、独特の臭いが発生するようになります。
その臭いが溜まっていくことで、ケトン臭が発生してしまうのです。
これは、口からだけでなく汗や皮膚からも臭いが出ます。
口臭と同じ臭いが体中から滲み出てくるわけですから、過度なダイエットは禁物だということです。
しかも脳に渡る糖分も不足していきますから、ストレスが溜まりやすく精神的にも不安定になってしまいます。
自分の痩せたいという努力や頑張りが、相手を遠ざけることになるなんてやるせないですよね。
どのようなものを食すといい?
だからといって、糖質をどのくらい摂ればいいかわからないし、気が滅入るばかりです。
ダイエットとはいえ、やはり適度な食べ物を摂取しないと栄養が偏り体調を崩してしまいます。
そんな炭水化物を極力摂らずに、かつダイエットしながらお腹を満たしたい・・・。
そこでこれから摂っておきたいのが、抗酸化作用の高い食べ物です。
炭水化物は酸化作用で脂肪に変化し太りますから、これとは逆の抗酸化作用のある食べ物で空腹を満たすようにします。
抗酸化作用のある食べ物とは、例えば緑黄色野菜、果物、魚介類、それにアーモンドに多く含まれていますから、こうした食材を意識して食べるようにしましょう。
この他にも食物繊維を摂ることで、腸内に善玉菌が増えます。
その善玉菌は、脂肪燃焼のエネルギーとして使われますから、健康的なダイエットへと繋がります。
こうした食物を摂るのが良いのですが、偏りすぎだとそれはそれでよくありません。
何事もバランスよく、食べることが大事だということです。
配分としては、糖質のあるものは少し控えつつ、さきほどの食物を多めに食べるようにしていくとよいです。
ダイエットで頑張った代償が、とんでもない口臭・体臭になってしまう悲しい現実があります。
しかも一生懸命痩せる事で頭いっぱいになり、臭いに対する自覚なんて到底起きません。
ダイエットに挑戦する際は、前のめりな思考に陥らないよう、口臭にも気を付けましょう。
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