口臭は緊張やストレスでハンパなく強くなるのはなぜなのか?
面接、嫌なことをこなさなければならないイベント、デート等々、
こうした緊張を生む時が頻繁に訪れるものです。
この時、緊張によって口臭が発生することになるのですが、
なんと朝起きの時よりも臭いが強くなるというのです。
それは一体何故なのでしょうか。
緊張時には口臭がいつもより強くなる
緊張は誰しもが経験するものですが、もうその時の口の中といったら渇ききった状態に近いですよね。
実はその瞬間は、かなりの口臭になっていたのです。
大抵の場合は、起き抜けや食後から数時間経った後で臭いがキツくなるものですが、
それ以上にとても緊張したときやストレスによって相当量の唾液が減ることになり、まさにカラカラ状態に近くなるわけです。
さきほどの起き抜けといいましたが、夜・寝ている時はよだれを垂らすことがよくありますが、それだけ口の中に唾液が残っているわけです。
ですから、緊張で口の中が一滴も唾液が無いというのは、起き抜け時よりも口臭がキツいのは当然といえます。
今はとてつもないストレス超過社会ですから、緊張を抱え続けたことによる口臭持ちがあちこちにいるわけです。
極度に緊張が高まったりストレスが増えることで、セロトニンという物質が不足することになります。
このセロトニンというのは、精神を安定させたり体内リズムを整えてくれる、なくてはならないもの。
腸内環境でも作られるのですが、不足しているので乱れてしまいます。
ストレス耐性は腸内環境に影響しますし、その腸は口臭と密接に関わっている器官。
なので、ストレスが溜まるほどに口臭は比例してキツくなるのです。
口腔内の唾液不足と食べかすによる汚れ、更に腸内の悪玉菌によるガスが加わるわけですから、朝起き以上の口臭になるのは当然です。
普段からストレスに晒されているなあと自覚があるなら、仕事の合間や終了後にはお茶を飲んだり、口臭除去用品でしっかり臭いを取る習慣をつけましょう。
ただ、ここで注意しないといけないのは、他人から口臭を指摘されたとしても、落ち込まないことです。
これには不快な臭いと良い匂いが存在し、誰にでも持っているものですから、あなただけ口臭があるわけではありません。
指摘されたとしても皆持ってるものだし・・・という気持ちの持ちようがストレス、或いはストレスを減らすことになります。
こうしたやり取りでも、ストレスを抱えてしまうわけですから、気にするほどにますます口臭を強くすることになってしまうのです。
緊張というのは精神によるところが大きいですし、自分に口臭があるなと心配になった直後に向き合う一番大事な事柄です。
毎日の生活で食事やストレスを抱える時間というのが予め分かっているわけですから、お水を飲む、歯みがきをする、消臭グッズを使うといった十分な対策が取れますし、緊張を和らげる効果があるわけですから。
人と接する以上はストレス社会で生きざるを得ないですし、口臭問題はどうしても避けられません。
緊張状態によって生じた口臭で、相手が不快な思いをしたために、より緊張して口臭が増していく・・・。
このような負の循環は不幸が続くだけですので、せめて口臭でも取り除くことができれば、緊張は解消されていくはずです。
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